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本記事の信頼性
本記事を執筆している私は、サン・ラファエル大学の入試に日本人トップ合格しています。また、生徒さんのサン・ラファエル大学の合格実績もあります。プロフィールはこちら。
イタリア私立医学部の1つでミラノにキャンパスをもつ ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(Vita-Salute San Raffaele University)。
イタリア私立医学部入試に多くある足切り点(合格に必要な最低限の点数)がなく、複数回の受験が認められているため、受験生に人気の大学となっています。
本記事では、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試結果を分析した医学部入試の難易度と合格に必要なオススメの入試対策を紹介します。
あわせて、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試対策にmirunoteチューター(オンライン家庭教師)をオススメする理由も解説します。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の受験を考えている場合はご一読ください。
医学部の入試データ 早見表
Non-EU枠 | EU枠 | ||
---|---|---|---|
合格率(2024) | 60.1 % | ー | |
正規合格の合格最低点(2024) | 38.75点/60.00点 | 44.75点/60.00点 | |
最終的な合格最低点(2024) | 29.00点/60.00点 | ー | |
入試難易度 | 普通(星3) | やや難(星4) | |
英語の資格試験 | TOEFL iBT | 95点以上 | 95点以上 |
IELTS | 7.0以上 | 7.0以上 | |
世界大学ランキング(医学) | 251-300位 | 251-300位 | |
学費(2024/2025年度) | 20,140ユーロ | 20,140ユーロ |
※ 合格率は、合格者(繰り上げ合格者を含む)÷ 受験者 × 100 で算出し、小数点第2位を四捨五入しています。
※ 合格最低点は、正規合格者のみの最低点と、繰り上げ合格者(追加合格者)を含む最終的な合格最低点の2つを記載しています。
※ 世界大学ランキングは、QS世界大学ランキングの科目別(Medicine)の順位を採用しています。
※ 難易度はmirunoteがデータ分析を徹底的におこない、独自に算出したものを採用しています。
出典:https://www.topuniversities.com/university-subject-rankings/medicine
※ 学費は世帯年収などによらず、定額で年間20,140ユーロとなります。
それでは早速、本題に入ります。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の概要
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(Vita-Salute San Raffaele University)は1996年に設立されたイタリアのミラノにキャンパスをもつ私立大学です。
最初は心理学部が開設され、1998年からは医学、2002年からは哲学のコースが開設されました。頭文字をとって、UniSRと呼ばれています。
2024年度のQS世界大学ランキングの医学分野におけるランキングでは、250ー300位と高い評価を得ており、2024年度のTHE Young University Ranking(新設50年以内の世界大学ランキング)では、世界で40位となりました。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学には、先端の医学および科学研究のパイオニアとして有名なサン・ラファエレ研究病院(San Raffaele Research Hospital)があり、3年次からサン・ラファエレ研究病院とイタリア最大の民間医療グループであるSan Donato Groupの他の医療機関で、臨床実習が実施され、実践的な医学教育を受けられます。
また、医学部英語コース(International MD Program)は、世界保健機関(WHO)、英国のGeneral Medical Council(GMC)、米国のEducational Commission for Foreign Medical Graduates(ECFMG)から認定を受けており、卒業後に国際的な活躍ができる道が開かれています。
大学の医学部の詳しい紹介は、下記記事で解説します。
リンク
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試概要とは?
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)の医学部入試では、Non-EU枠とEU枠ともに試験科目、問題数、試験形式に違いはありません。
どちらの枠で受験する場合でも、筆記試験のみで、面接試験や志望動機書等の提出は不要となっています。
筆記試験の出題科目は全部で60問であり、Logical Reasoning(論理的推論)、Problem Solving(判断推論)のほか、理系科目(生物、化学、数学、物理)も満遍なく出題されます。
- 36問(logic, problem-solving and reading comprehension)
- 24問(Biology, Chemistry, Mathematics and Physics)
試験時間は全部で80分であり、Non-EU枠とEU枠のどちらの場合でも自宅で受験可能です。
採点方式は加点・減点方式であり、正答を選ぶと+1点、誤答を選ぶと-0.25点、未解答だと0点となり、不正解になると減点され、試験の合否は筆記試験の点数のみで決まるため、入試本番での戦略も重要となります。
また、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)の入試は1年に2回受験でき、2回受験して得点の高い方のスコアを合否の判定に利用できます。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)の入試の受験枠の違いは、下記記事で解説します。
リンク
また、他の私立医学部とは異なり、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)に入学するためには、英語の資格試験の提出が必要であり、CEFR対照表でC1が求められています(※ 免除条件あり)。
そのため、英語の資格試験のスコアがない場合は、入試対策のほか、IELTSなどの資格試験の受験が必要です。
C1以上の英語資格を取る方法
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試の難易度
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)では、さまざまな科目から幅広く問題が出題されており、問題数に対して制限時間が短めであるため、イタリア私立医学部の中では入試難易度が高めと言えます。
しかし、1年に2回受験できる機会があり、以前の足切り点数(無条件で不合格になる点数)が撤廃されたことで、合格しやすい環境が整っており、イタリア北部で留学先として人気のミラノにキャンパスがあることから、入試難易度は年々上昇していると考えられます。
Non-EU枠とEU枠の実質倍率は、次のとおりです。
Non-EU枠 | EU枠 | |
---|---|---|
実質倍率(2024) | 4.55倍 | 7.10倍 |
難易度 | 普通 | やや難 |
Non-EU枠、EU枠ともに実質倍率は高くなっており、今後も入試難易度が高まる可能性が考えられるため、mirunoteチューターの家庭教師などを利用して、万全の入試対策をして、受験に臨むことをオススメします。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試情報や受験枠・オススメの入試対策は、下記記事で解説しています。
リンク
UniSR の合格に必要な入試対策とは?
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の合格には、英語はCEFR対照表でC1レベルが必要ですが、このC1レベルは英検1級に相当すると言われており、それ相応の英語力が必要です。
IELTSなどの英語資格試験の提出が求められます。受験時には不要ですが、入学前までには必ず提出しなければならないため、受験対策のほか、英語の資格試験の準備を怠らずに計画的に取得しましょう。
入試対策に関しては、大学公式のテストシミュレーター(IMDP Online Test Simulator)を活用して、実際の入試を想定した練習問題を利用しながら、必要な知識や解法パターンを身につけるのがオススメです。
とはいえ、大学公式のテストシミュレーターのみを利用して、独学ですべてを対策するためには、完璧に基礎知識を習得しており、安定して45点以上取れる場合でないとなかなか厳しいかと思います。
mirunoteチューターでは、解法パターンが思いつきにくい Problem Solving(判断推論)の入試本番での解き方をはじめ、理系科目の頻出分野の基礎知識と解法パターンの解説をおこなっています。
また、UniSRの入試対策のほか、入試本番で1点でも多く点数を取るためのテクニックや日々の勉強法など、UniSRの入試対策に対応した授業をおこなっています。
まずは、mirunoteチューターのオンライン相談にて、お気軽にご相談ください。
UniSRの入試対策に家庭教師をオススメする3つの理由
手前味噌で恐縮ですが、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学の入試対策には、mirunoteチューターのオンライン家庭教師が最適であると考えています。
mirunoteチューターのオンライン家庭教師をオススメする理由は下記の3点です。
- UniSR の上位合格者が日本語で基礎から指導
- 苦手分野を重点的に対策し、効率的な学習が可能
- 入試本番の戦略や受験のテクニックも細かく解説
それぞれの理由について詳しく解説します。
1. UniSR の上位合格者が日本語で基礎から指導
mirunoteチューターには、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学に上位合格(日本人トップで合格)した現役の医学生が在籍しており、日本語でUniSRの各試験科目の指導が可能です。
「海外医学部に行くのだから英語で勉強すべき」との意見もあるかとは思いますが、mirunoteチューターでは医学部に合格することのみに焦点を当てているため、効率よく試験範囲の基礎知識を理解するために慣れ親しんだ言語での勉強をオススメしています。
mirunoteチューターでは、理系科目が苦手な生徒さんがイタリア医学部に合格した実績も多数あり、それらの経験をもとに日本語で各科目の基礎から丁寧に解説し、UniSRの入試に対応できる知識と解法パターンの習得をメインに授業をおこないます。
また、授業では、UniSRの入試を攻略するために必要な勉強法だけでなく、上位合格者による入試本番での戦略やケアレスミスを防ぐ方法など、1点でも多く点数を獲得する様々なテクニックも伝授します。
現在の学力に不安を抱えている方もご遠慮なく、mirunoteチューターにご相談ください。
2. 苦手分野を重点的に対策し、効率的な学習が可能
mirunoteチューターでは、厳しい採用条件をクリアしたイタリア国立医学部生のみを採用することで、UniSRの入試対策を効率的におこなうことを可能にしました。
家庭教師のメリットは、苦手分野や未履修分野を重点的に対策することで、これらの分野を得点源にする(もしくは苦手意識を克服する)ことができ、幅広い試験科目・試験科目のUniSRの入試に対応できるだけの実力を身につけられやすいところにあると考えています。
mirunoteチューターでは、マンツーマンでの指導を通じて、UniSRをはじめとしたイタリア医学部入試に合格する可能性を最大限高めるために、各分野の試験対策に優先順位を付け、効率的な入試対策が可能です。
3. 入試本番の戦略や受験のテクニックも細かく解説
mirunoteチューターに在籍している講師は、全員がイタリア国立医学部に上位合格した現役のイタリア医学部生です。
イタリア医学部に上位合格した経験をもとに、日々の勉強法や入試本番での戦略、入試本番で点数を上げる方法などのテクニックを授業中に可能な限りお伝えします。
受験本番での戦略は、実際に医学部入試を攻略して上位合格していないと、なかなか教えられない部分であり、合否に影響することもある非常に重要な部分です。
実際、入試本番での戦略を立て、さまざまなテクニックを駆使したところ、諦めかけていたけれど、無事に合格できたとのご報告もいただいております。
これまでの指導経験上、入試本番での戦略にも目を向けられると合格の可能性を大幅に上げることができますので、実際に上位合格したイタリア医学生の講師のマンツーマン指導がオススメです。
UniSRの合格を本気で目指すなら、mirunoteチューターを活用しよう
今回は、イタリアの私立医学部の1つであるヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(Vita-Salute San Raffaele University)の入試難易度と合格率(実質倍率)を紹介しました。
Non-EU枠、EU枠の実質倍率などを踏まえると、繰り上げ合格はもとより正規合格が非常に難しくなっており、ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)に特化した入試対策が必要でしょう。
試験科目だけでなく、試験範囲も非常に広いため、独学で対策する場合は勉強のムラが出ないように、満遍なく入試対策をすることを強くオススメします。
とはいえ、試験範囲が広く、大学公式のテストシミュレーターに解説がついていないことを踏まえると、独学での対策には限界があるでしょう。
UniSRの受験対策に悩んだら、UniSRなどのイタリア医学部に上位合格した医学生が在籍するmirunoteチューターをご利用ください。
mirunoteチューターでは、イタリア私立医学部・国立医学部に上位合格した医学生が、1人1人にあったカリキュラムで、UniSRをはじめとしたイタリア医学部入試の受験勉強をサポートします。
また、イタリア私立医学部のほか、国立医学部入試の対策も可能ですので、UniSR以外の私立医学部や国立医学部(IMAT)の受験を検討されている場合も引き続き、入試対策をサポートできます。
ヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)の入試に不安を抱えている場合はまず、mirunoteチューターのオンライン相談にご相談ください。
入試までの限られた時間を効率よく活用する方法や、受験情報や勉強法などを指導経験が豊富な現役のイタリア国立医学部生がお答えします。
他の受験生と差をつけるためにも、今すぐヴィータ=サルーテ・サン・ラファエル大学(UniSR)の入試対策を始めましょう。