ビオメディコ大学の難易度は?合格率は?世界大学ランキングは?イタリア医学生が解説【2024年版】

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mirunoteチューターの代表として、20名以上の医学部留学をサポートしてきました。イタリア医学部、チェコ医学部、スロバキア医学部の合格実績あり。プロフィールはこちら

本記事では、イタリア私立医学部の1つであるビオメディコ大学(Università Campus Bio-Medico di Roma)の大学の概要と入試難易度、対策方法を詳しく解説します。

医学部英語コースの早見表

スクロールできます
項目Non-EU枠EU枠
合格率(2024年1次募集)91%75%
合格最低点(2024年1次募集)29.6点46.2点
入試難易度
普通
英語の資格試験TOEFL iBT72以上72以上
IELTS5.5以上5.5以上
世界大学ランキング(医学)
学費(2024年度)18000ユーロ18000ユーロ

MedTechコースの早見表

スクロールできます
項目Non-EU枠EU枠
合格率(2024年1次募集)100%100%
合格最低点(2024年1次募集)28.6点38.2点
入試難易度
やや易
英語の資格試験TOEFL iBT72以上72以上
IELTS5.5以上5.5以上
世界大学ランキング(医学)
学費(2024年度)18000ユーロ18000ユーロ

※ 合格率は、合格者(繰り上げ合格者を含む)÷ 受験者 × 100 で算出しています。


※ 合格最低点は、正規合格者の最低点です。


※ 世界大学ランキングは、QS世界大学ランキングの科目別(Medicine)の順位を採用しています

出典:QS World University Rankings for Medicine 2024


※ 難易度はmirunoteがデータ分析を徹底的におこない、独自に算出したものを採用しています。

目次

ビオメディコ大学の概要

ビオメディコ大学(Università Campus Bio-Medico di Roma)は1993年に設立された新設大学で、医学部だけでなく、歯学部や看護学部などをもつ医療系大学です。また、医療系学部のほか、工学部もあり、全学部で3000名以上の学生が在籍しています。

Campus Bio-Medico university Hospitalは、大学附属病院で1,700名以上の医療スタッフが働いており、総病床数が357床です。研究面でも400名以上の研究者が在籍し、整形外科学や神経学の研究は国内外で高い評価を得ています。

ビオメディコ大学では、医学部とMedTechコースの2つのコースが開設されおり、どちらも英語コースで医学の学位を取得できます。

MedTechコースは医学 (Medicine and Surgery) と医用生体工学 (Biomedical Engineering) の学位を取得できるダブルディグリーコースで、医学部と同じ6年間かつ同じ学費で通えます。

ビオメディコ大学の医学部とMedTechコースの詳しい紹介は、下記記事で解説しています。

ビオメディコ大学の入試の難易度

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ビオメディコ大学は、いわゆる中堅の私立医学部であり、入試難易度はそこまで高くありませんが、近年人気が出てきており、油断はできません。

実際に2024年度の1次募集の実質倍率と難易度をそれぞれのコース(医学部とMedTechコース)・受験枠(Non-EU枠とEU枠)ごとに確認します。

Non-EU枠EU枠
実質倍率(2024年1次募集)2.11倍6.72倍
難易度(2024年)
普通

上記のように、MedTechコースはあまり人気がなく、入試難易度は低めです。この傾向は2024年に限らず、前年度の入試でも見られました。

また、受験枠に注目すると、EU枠とNon-EU枠で実質倍率が大きく異なり、EU枠では高得点を取らないと合格が難しい点に注意してください。

医学部では実質倍率がNon-EU枠・EU枠ともにの合格率が高いままとは限らないため、ビオメディコ大学に正規合格するためには、ビオメディコ大学に特化した入試対策が不可欠だと言えます。

ビオメディコ大学の過去の入試情報や今後の人気度、オススメの入試対策方法は、下記記事で解説しています。

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ビオメディコ大学の入試概要と入試対策

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ビオメディコ大学(UCBM)は医学部とMedTechコースの2つのどちらを受験する場合でも入試形式、入試科目、配点に違いはありません。

そのため、どちらのコースを受験する場合でも同様の入試対策で攻略できます。もちろん、コースによって合格最低点が異なりますし、首席の合格者に給付される奨学金を取得する場合は高得点を取ることに特化した入試対策が必要です。

ここでは、ビオメディコ大学の詳しい入試科目や科目ごとの問題数、入試対策をするうえで押さえておくべきポイントを解説します。

UCBMの入試科目と科目ごとの問題数

入学試験は、択一式のマークシートのみの筆記試験で、口述試験(面接)や志望動機書の提出などはありません。Non-EU枠の受験生はオンライン(自宅)で、EU枠の受験生はローマ会場で受験します。

試験科目は、論理問題、生物、化学、数学・物理の合計4科目となっています。配点はすべて1点ずつで、誤答を選んだ場合は-0.2点減点されます。

入試問題の62.5%にあたる50問を論理問題(Logic)が占めており、残りの理科3科目(生物、化学、数学・物理)がそれぞれ12.5%にあたる10問ずつとなっています。

合計80問・80点満点で、筆記試験の点数のみで合否が決まりますが、英語の資格試験でB2以上を取得してないと合格は認められません。忘れずに取得しましょう。

ビオメディコ大学の合格に必要なレベルとは?

ビオメディコ大学(UCBM)の合格には、英語はCEFR対照表でB2-C1レベル、理科3科目(生物、化学、数学・物理)は、基礎的な知識の理解と典型問題の解法パターンの習得が必要となります。IMATのスコアでは、40~45点あれば及第点です。

具体的には、医学部入試に初めて取り組む場合でも、mirunoteチューターの家庭教師を3〜6ヶ月間おこない、指導法どおりに対策していただければ、Non-EU枠・EU枠ともに十分に合格を狙うことは可能です。

また、奨学金を取得する場合には、さらに高得点の競争となるため、さらに長い期間を要しますが、不可能ということはありません。基礎知識・入試で頻出の知識の網羅のほか、苦手分野を徹底的に潰し、正答率が低い問題へのアプローチ方法や入試本番での試験戦略も含めて、入試対策をおこないます。

医学部合格を保証するものではありません。

ビオメディコ大学の入試対策のポイント

入試問題の割合と合格最低点を考慮すると、ビオメディコ大学の入試では、MedTechコースと医学部ともに論理問題(Logic)の攻略が鍵となります。

論理問題(Logic)は、1つの英語長文に複数の設問がある読解問題や判断推論(Problem Solving)の2つが出題されます。

そのため、英語の読解力と柔軟な思考力の2つを鍛える必要があり、小手先の対策では高得点を取るのが難しいでしょう。

ビオメディコ大学の入試攻略法は、別記事で詳しく解説します。

UCBMの入試対策に家庭教師がオススメの理由

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mirunoteチューターの家庭教師がオススメする理由は、下記の3つです。

  1. ピンポイントで苦手分野・弱点が克服可能
  2. ビオメディコ大学に特化した効率的な入試対策ができる
  3. ビオメディコ大学の入試対策が日本語で可能

ビオメディコ大学の入試対策にオススメの理由は、それぞれ詳しく解説します。

1. ピンポイントで苦手分野・弱点が克服可能

集団講義や少人数での対策、オンラインコースなどでも入試対策は可能ですが、人それぞれ疑問を感じること、知識があやふやな部分は変わってきます。

家庭教師を利用することで、マンツーマン指導をすることができ、生徒様に合わせた苦手分野や苦手科目を集中的に対策できます。

mirunoteチューターでは、「苦手分野を潰していくことが、イタリア医学部の合格の近道である」と考えているため、苦手分野や知識が不足している点を洗い出し、1つずつ克服していき、最終的に得点源にするカリキュラムを組み、授業をおこなっています。

2. ビオメディコ大学に特化した効率的な入試対策ができる

ビオメディコ大学では、出願後から入試本番まで利用できる入試問題のテストシュミレーターが用意されており、追加料金なしで利用可能です。

テストシュミレーターは、実際の入試に近い形で対策できるため、非常に有効ですが、どうしても苦手な問題や解けない問題が出てきてしまいます。

mirunoteチューターでは、イタリア医学部に上位合格した講師のみが在籍しているため、生徒様が解けなかった問題をすべて質問でき、問題の解き方はもちろんのこと、解くのに必要な背景知識を含め、回答いたします。

3. ビオメディコ大学の入試対策が日本語で可能

mirunoteチューターでは、原則として日本語で授業をおこないます。入試問題は英語ですが、これまで日本語で勉強されてきた方であれば、日本語で理解した方が効率が良く、オススメです。

授業では英単語の意味も含めて、日本語の教材との用語の違いやイタリア医学部入試で頻出の表現・英単語なども詳しく解説します。

担当講師は全員が日本で高校まで教育を受けており、家庭教師として日本の大学への合格実績もあるため、安心してお任せいただけます。

ビオメディコ大学の合格を本気で目指すなら、mirunoteチューターを利用しよう

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本記事では、イタリアの私立医学部の1つであるビオメディコ大学(Università Campus Bio-Medico di Roma)の大学の紹介と入試の難易度と対策方法を簡単に紹介しました。

入試の合格最低点や合格率のみで考えると、合格も比較的簡単で、独学でも合格は容易に思われます。

しかし、ここ最近、イタリア医学部を目指す受験生は多くなっており、イタリア私立医学部を滑り止めとして受験するパターンが非常に多くなっています。

実際、医学部入試では、Non-EU枠の2023年入試では実質倍率が1倍を切っていたにもかかわらず、2024年入試では2倍を超えました。これからもこの傾向が続く可能性は十分に考えられます。

ビオメディコ大学の入試は、過去問を公開していないため、テストシュミレーターに頼るしかなく、独学で対策するのは非常に難しい状態です。

mirunoteチューターでは、イタリア医学部に上位合格した日本人医学生がオンライン家庭教師として、独学が難しいビオメディコ大学の入試対策を独自のカリキュラムと指導法でサポートします。

「入試に不安を抱えている…」「合格するかどうか不安…」な場合は、まずは一度、mirunoteチューターのオンライン相談にご相談ください。入試までの時間には限りがあるため、悩んでいる時間は非常にもったいないです。

他の受験生と差をつけるためにも、今すぐ入試対策を始めましょう。

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